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続 毛もの裏通信
テキスト編集部おすすめ! 今月のとっておき
  • 続 毛もの裏通信
  • 2010/08/21

第6回 キラキラのターちゃんもヤギもカモシカも   さとうはるな


こんにちは。コツメです。

ココツメ、その格好は……。



もう夏は終わりだよ。

え?

まだまだ満喫しきれていないって?

え~!

川でいっぱい遊んだじゃない!

川で泳いで、魚獲って、泳いで、魚獲って、また魚獲って……

って、いつもの生活と変わらないじゃんですって?!

な、何を言ってるの!

夏のギラッギラな日差しを浴びながら

キラッキラした魚をガシッ!とつかみ取る

あの爽快さは夏にしか味わえないのよ!!

 

なんて、熱くなっている場合じゃないね。

今月は、美しく、そしてたくましい、

おっとりした表情がまた素敵な、

ゴールデンターキンのターちゃんの登場です!



久しぶり~。

改めて見て……、はぁ~、大きくなったね~。

立派な角も生えて、

体毛もそんなにキラキラになって……

神々しいっす!


コツメなんて、生まれたときからこんな感じよ。

ココツメを見てくれれば分かるでしょ?

大きくなったってゆーか、

胴が伸びて、モヤッとしてた顔も体も引き締まった感じ?

これといって、自慢できるような大きな変化はなかったわね。

そう。

昔も今もかわいいってこと。

……。

そうか、ターちゃんにはコツメの魅力が分からないか。

 

さっ、気を取り直して、

偶蹄目ウシ科のゴールデンターキン

(学名:Budorcas taxicolor bedfordi)は、

中国陜西省南部の高山地帯に生息しています。

体長200220cm、体重230300kgあり、

草や竹、木の葉や芽を主食としています。

名前の由来の「ゴールデン」な体毛を持つのは成獣のオスです。

メスは、もっとオレンジに近い濃い黄色をしています。



ゴールデンターキンは、ウシ科といっても、

あのスイギュウさんや家畜のウシさんよりも、

ヤギやカモシカに近い仲間なのです。

それにしても、ウシ科の範囲は広い。

偶蹄目の仲間でも、

キリンはキリン科、

シカはシカ科、

カバはカバ科。

だよね~、キリンはキリンだよね~って感じですが、

それでは、ヤギは? ヒツジは?

ヤギ科もなければヒツジ科もない!

ウシ科なんですよね~。

(注:カモシカはシカじゃないですよ。)

あ~、でも確かに、ターちゃんの横顔はヤギやヒツジに似ているかも。



 そうそう、カワウソの仲間にもいるのよね~。

え?! 仲間なの?! って動物さん。

そうです。

ラッコさんです。

あの子たち、悔しいぐらいかわいいよね……。

海の上にプカプカ浮いちゃってさ~、

潮の流れに流されないために、

海草を布団のように体に巻きつけちゃったりさ~、

近くの仲間と手をつないじゃったりさ~。

カワウソのくせに、何よ、あのモコモコな毛!

うらやましい!

すっげーかわいいじゃん!

……。

あ、ごめんごめん。

久しぶりにメラメラしちゃって、ターキンの話から離れちゃったね……

え! あ! 時間ですか?!

本当にごめんよ! ターちゃん!!

今度また遊びに行くからね!




ほら、ココツメ。

いつまでも夏に思いをはせてないで!

次は秋よ!

秋といったら、美しい紅葉の下、

色とりどりの落ち葉が流れる川での魚獲り!

イイね~!

え~って顔しないの!

さっ! 秋も満喫するぞ~!

  


かわいいものには対抗心を燃やすコツメも、その立派さにタジタジ……

本誌『すてきにハンドメイド』9月号も見てね! 「続 毛もの通信」やってまーす。